自宅で腸内クレンジング!!
「レドキシング 2470」(正式にはRedoxing Habits 2470)は、主に美容室専売の粉末タイプの健康食品(ファインフード)で、腸内クレンジングを目的としたサプリメントです。名前の「2470」は、「24時間で70cmの便を出す」習慣を意味しています。
主な成分
• プランタゴオバタ種皮(オオバコ由来の食物繊維):胃の中で30〜40倍に膨張し、腸のお掃除をサポート。
• レドックスソルト(特殊な岩塩):体内酸化を還元し、ミネラル補給やアンチエイジング効果が謳われる。
• きなこ(非遺伝子組み換え大豆):イソフラボンなどで美肌サポート。
• 黒ごま:セサミンやミネラル豊富。
• 紅景天:疲労回復・免疫向上。
• その他:多穀物酵素など。バリエーション(オリジナル、クロ、リーフ)で竹炭やチアシード、大麦若葉などが追加。
全体の約44%が食物繊維で、1日分(大さじ4杯程度)で成人必要量の食物繊維を摂取可能。
期待される効果(販売側の主張)
• 便秘改善・整腸作用 → 食物繊維で腸内環境を整え、毎日スムーズな排便を促す。
• デトックス・腸クレンジング → 老廃物を排出。
• 食べ過ぎ防止・血糖値上昇抑制 → お腹で膨張して満腹感を与え、肥満予防。
• アンチエイジング → レドックスソルトで酸化還元。
• 美肌・疲労回復 → 栄養成分の相乗効果。
▲食物繊維の科学的効果▲
食物繊維は、人間の消化酵素で分解されない難消化性成分で、主に植物性食品に含まれます。水溶性(水に溶けてゲル状になる)と不溶性(水に溶けにくくかさを増す)の2種類に大別され、両方が健康維持に重要です。科学的根拠として、多くの疫学研究、メタアナリシス、レビュー(厚生労働省、PubMed、BMJなど)で、生活習慣病予防や腸内環境改善の効果が確認されています。
主な科学的効果
• 便秘改善・整腸作用
不溶性食物繊維が便のかさを増やし、水溶性食物繊維が便を柔らかくして排便を促進。腸内細菌の発酵で短鎖脂肪酸が生まれ、善玉菌(ビフィズス菌など)を増やし腸内環境を改善。メタアナリシスで、食物繊維補給が便秘や過敏性腸症候群に有効と示されています。
• 血糖値上昇の抑制・糖尿病予防
水溶性食物繊維が糖の吸収を遅らせ、食後血糖値の急上昇を抑える。メタアナリシス(例: Diabetologia 2015)で、高摂取群は糖尿病リスクが18-20%低下。インスリン感受性向上も確認されています。
• コレステロール低下・心血管疾患予防
水溶性食物繊維が胆汁酸やコレステロールを吸着・排出。メタアナリシス(BMJ 2013)で、食物繊維摂取量増加(7g/日)ごとに心血管疾患・冠動脈疾患リスクが9%低下。LDLコレステロール低下や血圧改善も報告されています。
• 肥満予防・体重管理
満腹感を与え、食べ過ぎを防ぐ。メタアナリシスで、高摂取が体重減少や腹部脂肪低減に関連。
• 大腸がんリスク低減
便通促進と有害物質排出でリスク低下。複数のレビューで関連が示唆されていますが、証拠は中程度。
• その他の効果
炎症抑制、免疫向上、全体的な死亡リスク低下(メタアナリシスで全死亡リスク低減)。
これらの効果は、腸内マイクロバイオータの変化(短鎖脂肪酸産生)や栄養吸収調整が基盤です。個人差があり、急激な増加は下痢などを招く可能性があるため、徐々に摂取してください。
1日の推奨摂取量(日本)
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、生活習慣病予防のための目標量として
• 成人男性(18〜64歳):21g以上
• 成人女性(18〜64歳):18g以上
• 高齢者や子供も同様に調整(例: 65歳以上男性20g以上、女性17g以上)
理想は25g以上(健康利益を考慮)。しかし、実際の平均摂取量は14〜18g程度で、多くの人が不足しています。
▲摂取のポイント▲
野菜、果物、全粒穀物、豆類、海藻、きのこを積極的に。バランスよく水溶性・不溶性を摂るのが理想。水分を十分に取り、急に増やさないよう注意を。重い疾患がある場合は医師相談を。食物繊維は医薬品ではなく食品成分なので、効果は個人差がありますが、科学的証拠は豊富です。




